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June 29, 2020 by Susumu Suzuki

アイテ・グループでは、パンデミックが企業のサイバーセキュリティ対策にどのような影響を与えているかのヒアリングを実施し、レポートにまとめた。ここではその概要を紹介する。
アイテ・グループ・レポート: Better, Stronger, Cheaper Cybersecurity:  Doing More With Less in a Crisis Economy


■ 短期的には予算増、中長期的にはコスト削減
コロナウイルス・パンデミックを受け、世界各地でロックダウンが実施され、人々は在宅勤務を余儀なくされている。企業は、リモートからでも安全に業務が遂行できるようサイバーセキュリティ対策を在宅勤務の視点から見直しており、認証方式の高度化やエンドポイント防衛の強化策が導入されている。

今後、画期的なコロナ治療薬やワクチンが開発されない限り、コロナウイルスに伴う社会の様々な制限は数年単位で継続すると考えられる。そのため、経済の停滞と失業者の増加は避けられず、企業は大幅なコストカットを余技なくされるだろう。サイバーセキュリティの分野でも予算削減は免れず、コスト・カットと機能向上の両立が必須になると思われる。

June 15, 2020 by Susumu Suzuki

新しい資産運用プラットフォームとして注目されているロボアドバイザー(ポートフォリオ構築やリバランスなどを自動的に行う資産運用サービス)だが、コロナ・パンデミックにより、初めて下降相場や大きなボラティリティを経験している。アイテグループでは、2020年4月、米国のロボアド・スタートアップと大手金融機関のロボアドサービス部門合計5社へのインタビューを実施、現時点でのコロナの影響や各社の対応状況をレポートにまとめた。ここではその概要を報告する。
アイテ・グループ・レポート: Impacts of the COVID-19 Pandemic on Digital Investment Management Platforms


■ ロボアド企業が経験していること
(1) 新規口座開設の増加
2020年第1四半期、各社で新規口座の開設が急増しており、コロナウイルスとそれによる下降相場の影響と思われる。全米のロボアドバイザー口座数は、2019年1年間で約25% 増加していた(大手証券のロボアド・サービスとスタートアップの合計:アイテグループ調べ)が、今四半期の新規口座開設数は、AUMが$10B以上 のロボアド企業で50%以上の増加となった(2019年第4四半期比)。AUM規模が大きいほど口座数の伸び率も高く、顧客の大手指向/ブランド志向が伺える。また、新規顧客は若年層が圧倒的に多く、選択するポートフォリオは「安定志向」が多い。

June 2, 2020 by Jay Sarzen

I recently had the pleasure and the privilege of participating in Insurity’s Connected 2020 virtual conference. This conference was originally supposed to have taken place live in Dallas in late April, but the COVID-19 pandemic forced a change in plans. While the conference location and content delivery method shifted, the core mission of providing useful information for attendees remained the same.

June 1, 2020 by Susumu Suzuki

コロナウイルスにより世界中で在宅勤務が急増しているが、筆者が勤務するAite Groupは、2005年の創業以来、在宅勤務中心で運営されてきた。2020年初時点で社員の7割が在宅だったが、現在では社員全員が在宅勤務となっている。ここでは、Aite Groupでの仕事の進め方やこれを支える仕組みを解説してみたい。
 

■ 会社概要
Aite Groupは、金融業界動向の調査会社で、本社はボストン、社員数は70名である(その他に外部の業務委託が約10名)。創業メンバー4名以外、アナリストが約45名、営業部門約10名、本社スタッフ(経理/総務/マーケティングなど)約10名の体制だ。

勤務場所は、本社勤務が15名、ロンドン・オフィス勤務が5名で、それ以外の50名は在宅勤務となっている。居住地は、イギリス、イタリア、スイス、オランダ、イスラエルからアメリカ各地(ニューヨーク州、ジョージア州、フロリダ州、ミシガン州、テキサス州、コロラド州、カリフォルニア州など)、カナダに散らばっている。管理者が在宅勤務で部下がオフィスに出社しているケースもある。オフィス勤務者でもいつ在宅勤務をしても構わない。

コロナウイルスによるロックダウンの結果、ボストンとロンドンのオフィスは閉鎖となり、3月16日以降、全員在宅勤務が続いている。