Blogs by Susumu Suzuki

October 12, 2020

フィンテック・ベンチャーと言えば、ネオバンクやロボ・アドバイザーなどリテール分野での注目が集まっていますが、ホールセール・バンキングに特化したフィンテック企業も出現しています。アイテ・グループでは、「Wholsale Banking Fintech Spotlight」としてこの分野の調査レポートを四半期毎に発行していますが、ここでは最新号からAutobooks社を取り上げました。
アイテ・グループ・レポート:Wholesale Banking Fintech Spotlight: Q3 2020


■ アイテ・グループのWholesale Banking Fintech Spotlightレポート

September 27, 2020

アイテ・グループでは、金融業界の様々なイノベーションの中から、毎年、卓越したサービスを提供する企業に対して「インパクト・イノベーション・アワード」を授与しています。ここでは8月にモバイル・ペイメント・コンファレンス(バーチャルイベント)で発表したデジタル・ウォレット分野の2020年度受賞企業5社のサービスをご紹介します。


■ アイテ・グループのインパクト・イノベーション・アワード(IIA)
金融業界の最新動向を調査しているアイテ・グループでは、金融の様々な分野のイノベーションをフォローしているが、その中から卓越したサービスに対して「Impact Innovation Award(IIA)」を授与している。現在「デジタル・ウォレット」「キャッシュ・マネジメント」「資本市場」「デジタル・ウエルス・マネジメント」などの分野を設定している。

September 21, 2020

日本の証券業界では、リテール事業のフィー・ベースへの移行が大きな流れとなっています。一方、既にフィー・ベース・ビジネスが主流の米国では、その付加価値の見直しが喫緊の課題となっており、コスト削減や透明性確保/中立責任などの観点からモデル・ポートフォリオの利用に注目が集まっています。


■ 米リテール証券:事業モデルの再構築
米国のリテール証券業界は、ファイナンシャル・アドバイザー(FA)約30万人を伍し、個人預り資産の業界合計はUS$20兆ドルを超えている。昨年11月、チャールズ・シュワッブがゼロ・コミッションを発表して以来、各社が追従したことで、現在、米国における個人証券口座総数の90%がゼロ・コミッション扱いになったと推定される。

これまでリテール証券ビジネスにおける顧客口座からの収益源は、主に「証券売買に対するコミッション」と「預かり資産の管理に対するサービス・フィー」であり、今回、前者が消滅したわけだが、後者もコモディティ化の波に晒されており、その中身の見直しが待ったなしの状況にある。

September 6, 2020

コロナ・パンデミックに際し、米国では警察/病院/公共交通機関などのエッセンシャル・ワーカー以外には在宅勤務命令が発令されました。金融機関も最低限の支店業務とATM、データセンター以外は、コールセンターを含むほとんどの部門が在宅勤務を余儀なくされ、システム部門はその対応に奔走しました。これらが一段落した今、ここまでの行動を振返ってまとめ、今後の発展につなげる必要があると考えられます。

アイテグループでは、あるコミュニティ・バンクのパンデミック下での対応をインタビューで振り返り、そこからの示唆を「A CIO’s Story in the Time of COVID-19」としてまとめました。


■ 某コミュニティ・バンクの事業概要とIT部門
アイテ・グループがインタビューした中西部の某コミュニティ・バンクは、預金額20億ドル/支店数26箇所/行員550名と、日本では下位の信用金庫クラスである。ただ、通常業務以外に他の金融機関90行に住宅ローン事業のアウトソース・サービスを提供(貸出額30億ドル)しており、規模の割りには業務は複雑だ。

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